このたび、拙著『鹿野城主 亀井玆矩の韓国出兵 王舎城の夢』を刊行いたしました。
この冊子は、「鳥取県を舞台に!歴史大河ドラマを推進する会」の第4回候補作品に認定された亀井玆矩の大陸出陣について紹介する冊子として自費出版したものです。
天正20年(1592)年4月から始まった文禄・慶長の役において、亀井玆矩は豊臣秀吉の命を受けて韓国に出陣し、約1年半、朝鮮国・明国軍と戦いました。
本書は、文禄・慶長の役の経過を述べ、玆矩の活躍を小説で表すと共に、玆矩が訪れた都市の現状を紀行文として紹介するものです。
本書を通して、亀井玆矩の海外雄飛の契機となり、その後の優れた治世の原点になったものは何かを理解していただきたいと考えています。
また、韓国への加害の歴史を振り返るとともに、韓国の人々の優しさや都市の魅力を知り、より深く韓国についての理解を深める一助となることを期待しています。